インプラント治療とは?
![四街道駅・OSHIMA DENTAL OFFICE(オオシマデンタルオフィス)・インプラント治療とは?](img/implant/img01.png)
歯周病やむし歯などで歯を失ってしまっても、ご自身の歯と同じような機能を再現できる治療法です。
歯を失った部分のあごの骨に人工歯根を埋め込み、そこに人工歯を被せます。あごの骨に固定されているため、入れ歯に比べると格段に噛みやすく、ブリッジのように周りの健康な歯を削る必要もありません。さらに見た目も自然なため、ブリッジや入れ歯に比べて口元を気にせずに思いきり笑うことができます。
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- インプラントのメリット
- 入れ歯のように、ずれたり動いたりしません
- 天然歯とほぼ同じ力で噛むことができます
- ブリッジのように健康なまわりの歯を削る必要がありません
- 周りの歯、歯ぐきを傷めることがありません
- ご自身の歯と同じように、歯ブラシなどでお手入れができます
- 一度手術をすると、メインテナンスをしっかりすることで半永久的に使用できます
- 入れ歯のように金属のバネの部分が見えることがありません
- 被せ物の素材によって、天然歯と同じ色合いを再現することができます
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- インプラントのデメリット・注意点
- 人工歯根をあごの骨に埋め込む外科的手術が必要です
- 保険適用外の自費診療です
- 治療完了までに平均約半年~約1年の期間を要します
- 喫煙する方は歯肉の血行が悪いため、治癒が遅くなる可能性があります
- むし歯・歯周病がある方は、事前に治療が必要です
- あごの骨が薄い、量が少ない方は治療が受けられない場合があります
- 持病のある方は治療を受けられない可能性があります
当院のインプラント治療の特徴
![四街道駅・OSHIMA DENTAL OFFICE(オオシマデンタルオフィス)・当院のインプラント治療の特徴](img/implant/img02.png)
コンピュータ・ガイドによる的確かつ安全性に配慮したインプラント手術
コンピュータ・ガイドとは、精密なインプラント手術を行うためのシステム「ガイデッドサージェリー」のことです。
CTスキャンで撮影した3Dの立体映像を使って、手術をコンピュータ上でシミュレーションします。そのデータを基に製作したマウスピース(手術用ガイド)と専用器具を用いることで、インプラントを計画通りの位置、角度、深さに埋入することができます。安定して高水準の手術を受けていただける先端技術です。
1的確かつ安全性に配慮して手術ができる
骨の状態、神経・血管の位置を確認した場所にピンポイントで的確に埋入できます。
2痛みや腫れが少ない
切開手術を行わないため、出血、痛み、腫れが少なく、感染症や血管や神経の損傷の心配もありません。
3幅広い症例に対応ができる
単独の歯だけでなく、歯のない無歯顎の症例にも対応できます。
4手術時間が短い
ピンポイントで埋入するため、手術時間を大幅に短縮できます。
手術用ガイドとインスツルメント
![四街道駅・OSHIMA DENTAL OFFICE(オオシマデンタルオフィス)・手術用ガイドとインスツルメント](img/implant/img16.png)
インプラントを適切な位置に埋入できるように、歯科用CTで撮影した立体映像を基に「手術用ガイド」と呼ばれるマウスピースを製作しています。コンピューターシミュレーションで導き出された専用器具(インスツルメント)と併せて使用することで、インプラントを埋入する位置・深さをコントロールできます。手術用ガイドを使用した手術は精度・安全性が高く、施術時間が短くなるため、患者さんの身体への負担も軽減できます。 インプラント治療器機
安全性が実証されている「ストローマン」インプラント
![四街道駅・OSHIMA DENTAL OFFICE(オオシマデンタルオフィス)・安全性が実証されている「ストローマン」インプラント](img/implant/img17.png)
当院では、過去数十年にわたって安全性が実証され、世界70か国以上で使用されている「ストローマン」製のインプラントを採用しています。
インプラントはご自身の歯と同じように、丁寧なセルフケアと歯科医院での定期的なメインテナンスによって長期にわたって使用することができます。長く快適に使用できるように、私たちと大切にケアしていきましょう。
インプラント治療の流れ
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1カウンセリング
まずは症状やお悩みについてじっくり伺います。患者さんの疑問に答えられるよう、インプラントの治療内容や、現時点で考えられる治療方法などを丁寧に説明いたします。
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2診査と治療計画
患者さんにインプラント手術ができるか調べるための精密検査・カウンセリングを行います。問診内容とデータを基に、インプラントの可否、治療計画の立案をいたします。
- カウンセリング
- 外科手術を行うため、全身状態の問診を行います。
- 精密検査
- インプラントを埋め込む位置の骨量・質を調べるため、口の中の型取りと、レントゲン・CTの撮影を行います。
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3初期治療
インプラント手術を行う前に、口腔内全体をきれいな状態にする必要があります。
むし歯、歯周病、その他口腔疾患がある場合は、それらを治療して健康な状態になってから手術を行います。 -
4手術用ガイドの作成
計画通りの精密な手術を行うために、コンピュータ上での治療計画に基づいて、一人ひとりに専用のマウスピース(手術用ガイド)を製作します。
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5インプラント体の埋入
手術用ガイドとインスツルメントを使って、コンピュータが導き出した通りの位置・角度・深さで人工歯根(インプラント体)をあごの骨に埋め込みます。痛みは局所麻酔でできるかぎり抑えますので、ご安心ください。
人工歯根と骨が結合するまでには、数ヶ月ほど時間がかかります。腫れが起こる場合がありますが、徐々に引いていきます。 (かかる時間や腫れの程度は個人差があります) -
6アバットメントの装着
局所麻酔を行い、インプラント体を埋めた場所の歯ぐきを切開します。
インプラント体の上部を覆う新しい骨を削り、カバーを外します。そして、人工歯の土台となるアバットメントを装着します。
※お口や骨の状態によって、インプラント体の埋入時にアバットメントの装着を同時に行う場合があります。 -
7歯の型取り、仮歯の装着
人工歯を製作するために、口腔内の型取りを行います。
最終的に装着する人工歯が精密なものになるよう、まずは仮歯を製作し、かみ合わせを調整していきます。
※手術や治療計画によって、仮歯は製作せずに人工歯を製作する場合があります。 -
8人工歯の装着
アバットメントの装着の際に切開した歯ぐきが完治しているのを確認できたら、人工歯をアバットメントの上に装着します。
これでインプラント手術は終了です。 -
9メインテナンス
インプラントを長く維持するためには、天然歯と同じように丁寧なブラッシングと定期検診が欠かせません。
せっかく時間をかけて行った手術が水の泡になってしまわないよう、しっかりメインテナンスを行って、快適にインプラントを維持していきましょう。
メインテナンス(定期検診)が大切な理由
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- インプラント歯周炎
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特にインプラント治療後に起きやすいトラブルは「インプラント歯周炎」です。
歯周病と原因・症状は同様で、歯とインプラントの間に歯垢が溜まることで、周りの骨や歯ぐきが炎症を起こし、歯を支える骨(歯槽骨)を溶かし、インプラントが抜けてしまうことになります。定期検診でインプラント・お口・あご全体の状態をチェックし、歯科医院でのクリーニングを行うことがとても大切です。
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- その他の不具合
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自覚症状がなくても、人工歯の割れや欠け、ぐらつきが起きていることもあります。
また、かみ合わせに変化が起きて、インプラントに負荷が過剰にかかることでもインプラント歯周炎が引き起こされることもあります。ちょっとした変化はご自身で気が付くことは難しいため、定期検診が必要です。